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MSC、ユーザーが自由にカリキュラムを組める教育プログラムを開始CAEニュース

エムエスシーソフトウェアは、オンラインコースも含まれる製品トレーニングプログラムを発表した。オンラインコースは年間契約で何度でも利用でき、従来のトレーニングよりもコストを抑えられるという。

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 CAEベンダーのエムエスシーソフトウェアは2014年2月20日、新しい製品トレーニングプログラム「MSCラーニングセンター」を発表した。同プログラムは、従来のユーザートレーニングとは異なり、ユーザー自身がカリキュラムを自由に組むことが可能で、かつ自宅で受講できるオンラインプログラムが含まれていることが特徴だ。会員登録をすることで利用できる。なお、これまで提供してきた従来式のトレーニング(定期トレーニングやユーザー企業でのオンサイトトレーニングなど)も、引き続き利用できる。

 現時点のプログラムは英語のみで提供。日本語化は順次対応できるものから実施していくとのことだが、2014年6月中をめどに全てのプログラムを日本語化するという。

 現在、既に「Adams」「MSC Nastran」の2クラスが始まっている。Adamsクラスは、全15コースのうち、3コースはオンラインで65時間分のコンテンツで構成する。MSC Nastranクラスは全19コース、うち2コースはオンラインで56時間分のコンテンツとなる。オフラインのコースでは、トレーニング教材をダウンロードして自習する方式となるが、そちらも順次オンライン化していく予定だという。

 価格は2クラス共、それぞれ年間契約で22万5000円(1人当たり)となり、オンラインコースは何度でも受講可能だ。従来式のトレーニングよりもコストを抑えられるという。

 これらは主に製品の使用方法を習得するトレーニングとなるが、日本法人独自で有限要素法理論(座学)を学ぶ全6回のコースも別途検討中ということだ。

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