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トヨタ自動車の国内累計生産台数が1億5000万台を達成、17%は「カローラ」:第1号車生産は1935年8月
トヨタ自動車は、国内の累計生産台数が2013年12月5日に1億5000万台を達成したと発表した。最も生産台数が多かったのは「カローラ」で、約17%に当たる約2545万台が生産されている。
トヨタ自動車は2014年1月24日、国内の累計生産台数が2013年12月5日に1億5000万台を達成したと発表した。このことを記念し、2014年度中に広瀬工場(愛知県豊田市)に時計塔を建設する予定だ。
同社の生産第1号車となるのは、トヨタ自動車の前身である豊田自動織機製作所(現在の豊田自動織機)の自動車部において1935年8月に生産された「G1型トラック」である。それから78年5カ月かけて、国内の累計生産台数で1億5000万台を達成した。
なお、1000万台達成は1972年1月、5000万台達成は1986年1月、1億台達成は1999年10月となっている。戦時期を挟んでいることもあり、1000万台を達成するのには36年6カ月かかったが、1000万台から5000万台までは14年、5000万台から1億台までは13年9カ月、1億台から1億5000万台までは14年2カ月とほぼ同じペースになっている。
この1億5000万台のうち、最も生産台数が多かったのは「カローラ」である。約17%に当たる約2545万台が生産されている。
なお、2013年12月までのグローバルの累計生産台数は約2億1000万台だった。約70%を国内生産が占めたことになる。
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