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トヨタが次世代HEVのパワー半導体テスト用にアドバンテストの「T2000」を導入:実装ニュース
アドバンテストは、半導体テストシステムのプラットフォーム「T2000」を用いてパワー半導体のテストを行える「T2000 IPS」を、トヨタ自動車が導入したと発表した。トヨタ自動車は、次世代ハイブリッド車(HEV)などに使用する高集積のパワー半導体の評価および量産に用いる予定。
アドバンテストは2013年12月2日、半導体テストシステムのプラットフォーム「T2000」を用いてパワー半導体のテストを行える「T2000 IPS(Integrated Power Device Test Solution)」を、トヨタ自動車が導入したと発表した。トヨタ自動車は、次世代ハイブリッド車(HEV)などに使用する高集積のパワー半導体の評価および量産に用いる計画だ。
T2000 IPSは2010年10月に発表された、車載システムや産業用機器などに用いる各種パワー半導体のテストに最適なテストソリューションである。アドバンテストが2008年に買収したCredence Systemsの車載IC向けテストシステムの技術を、デジタルICのテスト用途を中心に展開していたT2000に適用した。各種測定リソースを1モジュールに集約し、周辺回路を最小限に抑えることにより、同時測定個数で業界最多レベルを実現。独自回路技術を採用して、待ち時間を従来の車載IC向けテストシステム比で劇的に短縮したとしている。
トヨタ自動車は2011年11月に、ハイブリッド車などのインバータに用いられるIGBTをテストするため、T2000のIGBTテストソリューションを採用している。今回のT2000 IPSの採用はこれに続くものだ。
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