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スズキが排気量1.0lのデュアルジェット エンジンを新開発、「Crosshiker」に搭載東京モーターショー2013

スズキは、「第43回東京モーターショー2013」において、開発を進めている排気量1.0lの「デュアルジェット エンジン」を披露した。コンパクトクロスオーバーのコンセプトモデル「Crosshiker」に搭載している。次世代軽量プラットフォームや「エネチャージII」との組み合わせにより、30km/l以上の燃費達成が十分見込めそうだ。

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「Crosshiker」の外観

 スズキは、「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月20日〜12月1日、東京ビッグサイト)において、開発を進めている排気量1.0l(リットル)の「デュアルジェット エンジン」を披露した。

 デュアルジェット エンジンは、2013年7月発売の「スイフト」の新グレードに搭載された新型エンジン。1気筒当たり2本のインジェクターを装備することで、燃焼効率の向上と各種損失の低減を実現し、スイフトがJC08モード燃費で26.4km/lを達成するのに貢献したことで知られる(関連記事:スズキが「デュアルジェット エンジン」を新開発、「スイフト」の燃費を2割向上)。

開発中の排気量1.0lの「デュアルジェット エンジン」
開発中の排気量1.0lの「デュアルジェット エンジン」(クリックで拡大)

 スイフトのデュアルジェット エンジンは、排気量1.2lで直列4気筒だった。今回披露した排気量1.0lのものは、従来の排気量1.0lの直列3気筒エンジン「K10B」に大幅な変更を加えた新開発のエンジンとなっている。

 具体的な変更点としては、排気量1.2lのデュアルジェット エンジンと同様に、1気筒当たり2本のインジェクターを装備することで、燃料を霧状に微粒化して噴射できるようにした。これにより、燃料が燃えやすくなり、熱効率が向上する。

 また、シリンダーヘッドにロッカーアームを付けることで、転がり接触による動弁系の摩擦損失を低減した。さらに、イグニッションコイルの大型化に合わせて、クランクケースに漏れ出た未燃焼の混合気を吸気系統に戻すPCV室の設置位置を変更しサイズの増大を防いでいる。なお、内径×工程(ボア×ストローク)はK10Bと同じで、73.0×79.4mmである。

 排気量1.0lのデュアルジェット エンジンは、スズキが東京モーターショー2013に出展したコンパクトクロスオーバーのコンセプトモデル「Crosshiker」に搭載されている。Crosshikerは、次世代軽量プラットフォームの採用により、軽自動車並みとなる810kgの車両重量を実現している。加えて、「ワゴンR」などに採用されているブレーキ回生システム「ENE-CHARGE(エネチャージ)」の次世代バージョン「エネチャージII」も搭載。排気量1.0lのデュアルジェット エンジンの効果も含めれば、リッターカーで30km/l以上の燃費を十分に達成できそうだ。

「Crosshiker」の外観
「Crosshiker」の外観(クリックで拡大)

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