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超小型EV「コムス」の2人乗りモデル、2014年初に豊田市の「Ha:mo」で運用開始東京モーターショー2013

トヨタ車体が開発した超小型電気自動車(EV)「コムス」の2人乗りモデル「T・COM」は、愛知県豊田市で実証運用中の都市交通システム「Ha:mo(ハーモ)」向けに開発された。2014年初からの投入を予定している。

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2人乗りの超小型EV「T・COM」

 トヨタ車体は、「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月20日〜12月1日、東京ビッグサイト)において、超小型電気自動車(EV)「コムス」の2人乗りモデル「T・COM」を初披露した。

 T・COMは、現行の1人乗りコムスをベースに、荷室などに利用されている運転席の後部に座席を設け、もう1人乗車できるように改良を施した車両である。従来はなかったハードカバー(ドア)も装備した。外形寸法は全長2395×全幅1145×全高1575mm、車両重量は490kg。1人乗りのコムス(一般ユーザー向けの「P・COM」)と比べて、全長は同じで、全幅が50mm、全高が75mm大きく、車両重量は80kg重い。

2人乗りの超小型EV「T・COM」
2人乗りの超小型EV「T・COM」。視察に訪れたトヨタ自動車社長の豊田章夫氏(中央)と、トヨタ車体社長の網岡卓二氏(左)と一緒に(クリックで拡大)

 走行モーターや蓄電デバイスであるパナソニック製のEV用密閉型鉛電池は、1人乗りコムスから変更はない。ただし、車両重量が増えたこと、乗員が2人になったことを加味して、走行モーターに接続した減速機のギヤ比をトルクを出しやすい方向に調整した。「これで、2人乗車していても、しっかりと坂道を登ることができる」(トヨタ車体)という。一方で最高速度は時速60kmから時速50kmに下がった。

「T・COM」の外観(クリックで拡大)

「Ha:mo RIDE」に数台投入

 T・COMは、トヨタ自動車が愛知県豊田市で実証運用している都市交通システム「Ha:mo(ハーモ)」向けに開発されたものだ。

 Ha:moは、クルマなどパーソナルな乗り物と公共交通の最適な組み合わせによって、人にも街にも社会にも優しい移動の実現を目指す交通サポートシステムの総称。Ha:moのサービスには、都市内の近距離移動ニーズに対応する小型EVシェアリングサービス「Ha:mo RIDE(ハーモ・ライド)」がある。T・COMは、2014年初から、このHa:mo RIDEで利用できるようになるという。

 Ha:mo RIDEは、シェアリングに用いる1人乗りコムスの台数を100台規模に増やす方針である(関連記事:超小型EV「i-ROAD」の国内版は1人乗り、2014年初からカーシェアで利用可能に)。これに対してT・COMは、数台の導入にとどまる見込みだ。

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