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ロボットの祭典「iREX 2013」を歩く――国内外のサービスロボットが共演:フォトギャラリー「2013国際ロボット展」(1/4 ページ)
2013年11月9日まで開催の「2013国際ロボット展」。本稿では、サービスロボット(SR)ゾーンに注目し、国内外のヒューマノイドロボットや探査ロボット、生活支援ロボットなどをフォトギャラリー形式で紹介する。
国内外の民生用/産業用ロボット、最新のロボット関連技術が一堂に集結する「2013国際ロボット展(iREX 2013)」が東京ビッグサイトで開幕した(会期:2013年11月6〜9日)。国際ロボット展は、2年に1度の開催となる世界最大規模のロボットトレードショーとして知られており、開催20回目を迎える。今回のテーマは「RT(Robot Technology) ロボットと共に創る未来」だ。主催者によると、前回を大きく上回る334社・団体/1266小間が出展し、過去最大規模を記録したという。
注目のロボット技術については、既にニュース記事で取り上げているので、今回は「サービスロボット(SR)ゾーン」の雰囲気を多数の写真で紹介していきたい。なお、後日、展示会リポートを掲載する予定なのでそちらも期待してほしい。
前回・2011国際ロボット展リポート: | |
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まずは、ロボットの中でも花形といえる人型ロボット(ヒューマノイドロボット)から見ていこう。
SF系ロボから動く「ペコちゃん」まで
SF映画に出てきそうな等身大ヒューマノイドロボ
Engineered Artsのブースでは、コミュニケーションおよびエンターテインメント向けに設計されたプログラミング可能な等身大ヒューマノイドロボ「Robothespian」が出迎えてくれた。ロボットの横には操作用インタフェースを備えたタッチパネル式装置があり、表情、動作、セリフなどのアイコンをタイムライン上に配置するだけでロボットを思い通りに操作できる
ユーモアあふれる小型ヒューマノイド「NAO」
Aldebaran Roboticsの自律型ヒューマノイドロボット「NAO」。世界70カ国の教育・研究機関などで3500体以上が活用されているプログラミング可能な自律型ヒューマノイドロボットである。全長57cmと小型ながら、「歩く」「見る」「聞く」といった基本機能と、人間や他のNAOとの相互コミュニケーションなどを実現する
なんだ、ただの「ペコちゃん人形」か……。えっ、動くの!?
ロボットの企画・開発などを手掛けるココロは、不二家のマスコットキャラクター「ペコちゃん」のロボットを披露。2010年に不二家が創業100周年&ペコちゃん生誕60周年を迎えた際に、歌って、踊れて、話もできる「ペコちゃんロボット」を開発(銀座ペコちゃんミュージアムでデビュー)。身長は店頭のペコちゃん人形と同じ110cm。チャームポイントの舌の動きなど19の動作に対応する
日韓の文化対決も!? パフォーマンスロボット
韓国伝統公演芸術振興財団はステージを設け、ドンドクン・ロボットハンマダンというロボット集団のパフォーマンスショーを披露。韓国の伝統的な楽器の演奏、扇子による舞い、テコンドーの演武などを、カワイイロボットたちが見せてくれた
肩こりではなく、人のココロをほぐす「かぼちゃん」
「ピップ・エレキバン」でおなじみのピップは、2011年11月に発売したコミュニケーションパートナーロボット「うなずきかぼちゃん」を訴求していた。頭部に光センサー、顔に音声入力、身体にモーションセンサー、両手に振り子スイッチ、両足の裏に押しボタンを備える。約400のフレーズを巧みに使いこなし、時間や季節などに応じたコミュニケーションが行える。ぬいぐるみのぬくもりとカワイイ表情に癒される
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