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東芝、2つの通信方式に対応したBluetooth準拠ICを製品化:スマホアクセサリー向けに
東芝は、Bluetooth規格で従来機器との互換性があるBasic Rate通信制御方式と、Ver.4.0規格で新たに導入されたLow Energy通信制御方式の両方に対応したIC「TC35661SBG-501」を製品化し、2013年11月から量産を開始すると発表した。
東芝は2013年9月26日、近距離無線規格Bluetoothにおいて、従来機器との互換性があるBasic Rate通信制御方式と、Ver.4.0規格で新たに導入されたLow Energy通信制御方式の両方に対応したIC「TC35661SBG-501」を製品化し、同年11月から量産を開始すると発表した。リモコン、センサー、玩具などの汎用無線データ通信やスマートフォンアクセサリーでの利用を想定する。
従来、Basic Rate通信制御方式とLow Energy通信制御方式は互換性がなく、接続する機器の方式に合わせてセットの開発環境を準備する必要があったが、同製品を採用することにより、その手間がなくなり、開発の効率化が図れるという。
同製品は、Basic Rate通信制御方式に使用されるシリアルポートプロファイル(SPP)とLow Energy通信制御方式に使用されるジェネリックアトリビュートプロファイル(GATT)を1チップに内蔵。1つのデバイスで両方の通信方式に対応する。プロファイルを内蔵しているため、Bluetooth ICの制御マイコンの負荷軽減も期待できる。
品番 | TC35661SBG-501 |
---|---|
電源電圧 | 1.8Vまたは3.3V |
パッケージ | TFBGA64、5×5mm、0.5mm Ball pitch |
Bluetoothバージョン | Ver.4.0 |
対応プロファイル | シリアルポートプロファイル(SPP)、ジェネリックアトリビュートプロファイル(GATT) |
インタフェース | UART、I2C、GPIO |
その他の特長 | GPIO機能、スリープモード、ホストウェイクアップ |
量産予定時期 | 2013年11月 |
表1 「TC35661SBG-501」の主要特性 |
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