ニュース
「Nシリーズ」第4弾はハイトワゴン、ホンダが「N-WGN」のシルエットを公開:「ライフ」の後継?
ホンダは、軽自動車「Nシリーズ」の第4弾モデルの名称「N-WGN(エヌ ワゴン)」と、そのシルエット映像をWebサイトで先行公開した。ハイトワゴンタイプの軽自動車であり、「ライフ」の後継になるとみられている。
ホンダは2013年9月26日、同年秋発売予定の軽自動車「Nシリーズ」の第4弾モデルについて、「N-WGN(エヌ ワゴン)」という名称とシルエット映像をWebサイトで先行公開した。
N-WGNは、第1弾の「N BOX」や第2弾の「N BOX+」、第3弾の「N-ONE」といったNシリーズで培った軽自動車プラットフォームの技術を継承する、ハイトワゴン(トールワゴンとも言う)タイプの軽乗用車である。
全高が1780〜1800mmのN BOXとN BOX+はスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車であり、スズキの「スペーシア」やダイハツ工業の「タント」などが競合となる。一方、ハイトワゴンタイプの軽自動車は、スズキの「ワゴンR」、ダイハツ工業の「ムーヴ」、日産自動車の「DAYZ」、三菱自動車の「eK」のように、全高が1600mm程度とされている。
2012年11月発売のN-ONEは、全高が1610〜1630mmなので、ハイトワゴンタイプの軽自動車である。しかし、走行性能やスタイリングを強く意識した車両であることから、Nシリーズの投入前からホンダが展開していた、ハイトワゴンタイプの軽自動車「ライフ」の後継とはみられていなかった。
同じくハイトワゴンタイプの軽自動車であるN-WGNが、ライフの後継に位置付けられる可能性は高い。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ダウンサイジング過給の「N-ONE Tourer」、競合の軽ターボを上回るトルク性能
ホンダの軽自動車「Nシリーズ」の第3弾「N-ONE」のターボチャージャ搭載車種である「N-ONE Tourer」は、「ダウンサイジング過給」を取り入れている。競合車種となるスズキの「ワゴンR スティングレー」、ダイハツ工業の「ムーヴ カスタム」と比較した。 - ホンダの新型軽自動車第2弾「N BOX +」は車室内が5段変形、ベッドモードも
ホンダの、新型軽自動車「Nシリーズ」の第2弾「N BOX +」は、座席の折りたたみや3枚のボードの活用で車室内の構成を5つのモードに切り替えられる「マルチスペースシステム」を採用した。 - 「DAYZ」と「eKワゴン」を競合3車種と比較、装備充実の上位グレードがお買い得
日産自動車と三菱自動車は、両社で共同開発したハイトワゴンタイプの軽自動車「DAYZ」と「eKワゴン」を発売した。競合となる「ワゴンR」、「ムーヴ」、「N-ONE」と比較したところ、装備が充実した上位グレードのお買い得感が高いことが分かった。