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安川電機がGaNデバイス搭載パワコンを2014年に発売、変換効率は98.2%:TECHNO-FRONTIER 2013
安川電機は、「TECHNO-FRONTIER 2013」(2013年7月17〜19日、東京ビッグサイト)において、次世代パワー半導体のGaN(窒化ガリウム)デバイスを搭載する、太陽光発電システム用パワーコンディショナを参考展示した。2014年中に市販する計画である。
安川電機は、「TECHNO-FRONTIER 2013」(2013年7月17〜19日、東京ビッグサイト)において、次世代パワー半導体のGaN(窒化ガリウム)デバイスを搭載する、太陽光発電システム用パワーコンディショナを参考展示した。2014年中に市販する計画である。
このパワーコンディショナは、Transphormと共同開発したGaN-HMETを採用。GaNデバイスによる高速スイッチングで受動部品を小型化するとともに、回路本体が低損失であることから冷却システムも小型化できた。このため、Si(シリコン)-IGBTを用いている、同社パワーコンディショナの現行品と比べて、設置面積が2分の1になったという。
また、変換効率も、現行品の96%強から98.2%に向上した。これは、GaNデバイスによる高速スイッチングに加えて、安川電機独自の新制御方式によって実現した。また、GaN-HEMTが、Si-MOSFETと同様に低出力時でも高い変換効率が得られることもメリットの1つになるとしている。
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