ソフトウェア開発会社 組み込みエンジニアからの転職:転職成功事例(2/2 ページ)
組み込み系エンジニアとして働いていた小林さんは、新規製品開発のプロジェクトに携わったときの経験から、「より上流工程で製品の企画をしてみたい」と思うようになり、大手メーカーへの転職活動に挑戦しました。
入社した企業について
――入社を決めた理由は何ですか?
日本を代表するメーカーの1つであり、今回の転職で希望していた「モノづくりに携わること」「上流工程に携わること」という2点の条件が満たされていたので、入社を決意しました。また面接官の方の印象も良く、社風についても安心をして入社を決めることができました。
――入社してかなえられたことは
自社の製品の企画業務から携われるという点です。またグローバルな企業ですので、今まで海外とやりとりをしてきたスキルを生かすこともできると思っています。希望していた条件に合致した転職先なので、本当に今回の転職には満足をしています。
入社後と新たな目標
――新しい仕事はどのような内容ですか?
自社製品の開発における企画フェイズから担当をしていきます。今後の目標は、さらに大規模な製品開発のプロジェクトに携われるよう、スキルアップをしてくことです。また、海外で働いてみたいという希望もでてきたので、それがかなえられるよう、英語のスキルも上げていこうと思っています。
転職をお考えの方へのメッセージ
退職時期についてはよく考えた方がよいと思います。私は結果として、退職後にそれほど離職期間を作らずに内定をいただくことができました。これがもし、なかなか内定をいただけなかったとすると、それほど希望に合致していない企業であっても入社を決めていたかもしれません。自分にとって満足のいく転職をするためにも、ある程度次の転職先を見据えてから、現職の会社へ退職の意思を伝えることをおすすめします。
アドバイザーからみた小林さんの転職
今回の転職の軸が「モノづくりにより深く携わりたい」という点でしたので、一連の工程を担当することが多い中小企業や、大手であっても、担当業務の幅が広いポジションという求人をご提案していきました。まだお若く、経験は若干少なかったため、現在勉強している英語についてや、今後どんな知識を取得していこうと思っているかなど、意欲もあわせてアピールできるよう、面接対策も一緒に行いました。
――内定獲得のポイント
内定に至ったポイントはレスポンスの早さと面接対策です。ご紹介させていただいた求人に対して、応募の意思をすぐにご連絡いただけたので、タイミングよく企業側へ応募することができました。また、面接が通らなかった場合も、その理由を一緒に振り返り、面接に対する改善をしていった点が、最終的に納得のいく企業から内定をいただけたポイントでしょう。
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