ニュース
シーメンスPLM、Teamcenterに新たな技術アプローチを採用しアプリ導入を簡易化:PLMニュース
シーメンスPLMは、Teamcenterプラットフォームのバージョンとアプリケーションの依存関係を切り離し、プラットフォームをアップグレードすることなく最新アプリケーションの導入を可能とした。
シーメンスPLMソフトウェアは、同社のPLMソフト「Teamcenter」において、新たな技術アプローチを採用し、アプリケーションの導入が容易になったという。
新たな技術アプローチは、Teamcenterにおいてプラットフォームとアプリケーションの依存関係を切り離すもの。プラットフォームとアプリケーションの結合を切り離す疎結合化を実現することで、Teamcenterプラットフォームを特定バージョンにアップグレードやダウングレードすることなく、最新アプリケーションの利用や特定アプリケーションの継続利用が可能となる。
この技術アプローチは、2013年6月下旬にリリース予定の最新版である「Teamcenter 10」だけでなく、既に以前のバージョンからも採用されており、一部のアプリケーションにおいては、プラットフォームのバージョンに依存しない利用が可能だとしている。
第24回 設計・製造ソリューション展(DMS2013)
会期 2013年6月19〜6月21日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了
会場 東京ビッグサイト
シーメンスPLMソフトウェア ブース情報
東2ホール(小間番号:18-42 3小間)
世界同時開発を推進するには?:「グローバル設計・開発コーナー」
世界市場を見据えたモノづくりを推進するには、エンジニアリングチェーン改革が必須。世界同時開発を実現するモノづくり方法論の解説記事を「グローバル設計・開発」コーナーに集約しています。併せてご参照ください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 日本IBMとシーメンスPLM、PLMソフト「Teamcenter」の普及で協業
日本IBMの子会社日本IBMサービスは、シーメンスPLMと販売代理店契約を締結し、シーメンスPLMのTeamcenterの提供を開始する。 - 「Teamcenter 9は本当の意味でグローバルに対応した唯一のPLMシステム」――島田氏
シーメンスPLMソフトウェアは2012年5月22日、日本国内向けにTeamcenter 9の販売戦略を発表した。2012年7月にも国内一般企業向けの販売がスタートする。 - リアルなものづくりを支援するPLM ― Teamcenter
製造業を取り巻く厳しい経営環境の中で、高い次元のQCDを達成するにはITツールによる業務支援が不可欠である。本連載はPLM、ERP、SCMなど製造業向けの代表的な業務支援ソフトウェアの特徴をレポートしていく。 - 「製造マネジメント」全記事一覧