組み込みでも“Haswell”、PFUが第4世代Coreプロセッサ搭載CPUモジュールを発売:製品リリース/CPUモジュール
PFUは、第4世代インテルCoreプロセッサ(開発コード名:Haswell)を搭載したCPUモジュールの新製品「システム オン モジュール AM120モデル210J」の販売開始を発表した。
PFUは2013年6月4日、第4世代インテルCoreプロセッサ(開発コード名:Haswell)を搭載したCPUモジュールの新製品「システム オン モジュール AM120モデル210J」の販売開始を発表した。同年8月の出荷を予定している。
同製品は、第4世代インテル「Core i7-4700EQ」プロセッサ(クアッドコア)とモバイル向けチップセット「QM87 Express」を搭載する。低消費電力でありながら、第3世代インテルCoreプロセッサ(開発コード名:Ivy Bridge)を搭載した従来機種(AM120モデル210H)と比較して、CPU処理性能が16%向上し、グラフィックス性能も約2倍に強化されているという。また、PCI Express 3.0のサポートにより、データ伝送性能も向上。組み込み機器の中でも、工作機械、医療機器、半導体製造/試験装置、計測機器、ネットワーク機器、デジタルサイネージ、放送・映像機器などをターゲットとしている(製品仕様について)。
同社のシステム オン モジュールは、CPUやチップセット周辺の主要コンポーネントを搭載した製品で、PICMG(PCI Industrial Computer Manufacturers Group)が策定した組み込み用途向けCPUモジュールの業界標準規格「COM Express(Type6)」に対応している。開発中の機器に、同製品を組み込んで利用することで、開発期間の短縮、開発費用の低減、品質の早期安定を実現できるという。
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