イーソルがWi-Fi Allianceに加盟、無線LAN搭載製品の開発をバックアップ:ESEC2013 関連ニュース
イーソルは、無線LAN技術のプログラム策定や普及を目指す団体「Wi-Fi Alliance(ワイファイ・アライアンス)」にRegular Memberとして加盟したことを発表した。
イーソルは2013年4月11日、無線LAN技術のプログラム策定や普及を目指す団体「Wi-Fi Alliance(ワイファイ・アライアンス)」にRegular Memberとして加盟したことを発表した。
同社は、Wi-Fi Allianceへの加盟に伴い、「eSOL無線LAN評価キット」をはじめとする、無線LAN関連製品およびサービスの提供を進めていく方針である。
さらに、Wi-Fi AllianceのRegular Memberとして、IEEE802.11標準仕様準拠製品の相互接続性、セキュリティ、導入の容易性および品質を認証する「Wi-Fi CERTIFIEDプログラム(認証制度)」を利用できるようになるため、今後、同社が開発・販売する無線LAN関連製品は、基本的にWi-Fi CERTIFIEDの認証を得たものになるという。これにより、同社製品は、さまざまなメーカーが販売している1万5000種類以上の認証済みの無線LAN機器と、簡単に相互接続できることが保証されることになる。また、同社は認証取得のノウハウを活用し、同社製品を使用して製品開発を行っている顧客向けに、認証取得を支援するサービスも提供していくという。
今回の加盟を受けて、同社 常務取締役 上山伸幸氏は次のようにコメントを寄せる。
Wi-Fi Allianceへの加盟は、弊社製品の無線LANネットワークへの相互接続性と品質を高めるだけでなく、弊社製品を使用して開発されるお客さまの製品の相互接続性と品質を高めることにつながります。イーソルの無線LAN関連製品とサービスを導入することにより、質の高い無線LAN搭載製品を低コストで開発できます。イーソルでは、PCやスマートフォンを中心としたコンシューマ市場だけでなく、車載やFA市場でも急速に増えつつある無線LAN搭載製品を、お客さまがいち早く市場投入できるよう強力に支援します(プレスリリースより)。
なお、同社は2013年5月8〜10日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「第16回 組込みシステム開発技術展(ESEC2013)」に出展し、ブース内(西 5-14)にて、無線LAN関連製品の展示を行う予定だ。
第16回 組込みシステム開発技術展(ESEC2013)
会期 | 2013年5月8日(水)〜10日(金) |
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時間 | 10:00〜18:00(10日(金)のみ17:00に終了) |
会場 | 東京ビッグサイト |
イーソル・ブースNo. | 西 5-14 |
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