Windows 8ベースの最新組み込みOS「Windows Embedded 8 ファミリ」の提供開始:Get Windows Embedded 8
Microsoftは、Windows 8ベースの最新組み込みOS製品群「Windows Embedded 8 ファミリ」のうち、「Windows Embedded 8 Standard」と「Windows Embedded 8 Pro」の提供開始を発表した。
Microsoft(マイクロソフト)は2013年3月20日(米国時間)、Windows 8ベースの最新組み込みOS製品群「Windows Embedded 8 ファミリ」の提供開始を発表した。
現在、企業顧客およびOEMパートナー向けにWebサイト「Get Windows Embedded 8」が公開されており、OEMパートナー向けに「Windows Embedded 8 Standard」と「Windows Embedded 8 Pro」の提供がスタートしている。そして、4月の第1週には、現在CTP(Community Technology Preview)版が公開されている小売業・製造業・医療分野向けの「Windows Embedded 8 Industry」の提供が開始される予定(関連記事1)。7月には、企業顧客向けにライセンシングオプションの提供が予定されており、Windows Embedded 8ベースのソリューションに、自社独自の機能を追加、あるいは、購入できるようになるという。
今回提供が開始されたWindows Embedded 8ファミリと、Windows CEの流れをくむ「Windows Embedded Compact 2013」(今回の発表には含まれていない)は、同社が2011年から掲げている「インテリジェントシステム」の考えに基づいた組み込みデバイスを実現するためのプラットフォームである(関連記事2)。
なお、公開中のWebサイト、Get Windows Embedded 8上では、Windows Embedded 8ファミリを活用したインテリジェントシステムの実現を支援するための関連動画・参考情報などを閲覧できる。
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