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「エコカーで楽しんで!」、自動車メーカーは子ども向けの体験型展示を展開:エコプロダクツ2012 フォトギャラリー(2/2 ページ)
小学校から高校まで多くの学生が社会見学のために参加していた「エコプロダクツ2012」。自動車メーカーの展示は、モーターショーなどと異なり、子どもが楽しめる体験型のものが中心になっていた。
「アウトランダーPHEV」のカットモデルも
ここからは三菱自動車やマツダなどの展示を紹介する。
三菱自動車は、2013年初旬に発売するPHEV「アウトランダーPHEV」のカットモデルを披露(左)。その横には、子ども向けに、EV、PHEV、ガソリン車の絵に、モーターや電池、エンジンのパネルを貼り付けたりして、その違いを学習できる展示が行われていた。(クリックで拡大)
マツダは、発売されたばかりの新型「アテンザ」と、アテンザに搭載されているディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」のカットモデルや減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」などを展示(左)。中央のスクリーンでは、来場した子どもに、同社のエコカー技術を説明していた(右)。(クリックで拡大)
アイシングループが展示していた遮熱三州瓦「COOL 'SPEC」。アイシン化工の遮熱塗料「サーモルフレ」を使った製品で、瓦の裏側に伝わる輻射熱を従来の8分の1に低減できる。この瓦を屋根に使えば、夏でも住宅が涼しくなるという。(クリックで拡大)
自動車メーカーの展示が集まっていた東6ホールには、ソニーも出展していた。展示の前面に出ていたのは、タブレット端末とAR(拡張現実)技術を活用したゲーム「Forest Scope in Sumatra」。スマトラ島の密林を模した壁にタブレット端末のカメラを向けると、スマトラ島の希少な動植物がARで表示される。(クリックで拡大)
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