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ボッシュが開発中のターボチャージャを公開、渦電流センサーの採用で小型に:人とくるまのテクノロジー展2012
ボッシュは2012年内に生産を始める予定のターボチャージャを公開した。
ボッシュは、「人とくるまのテクノロジー展2012」(2012年5月23〜25日、パシフィコ横浜)において、Mahle(マーレ)との合弁企業であるBosch Mahle Turbo Systems(ボッシュマーレターボシステムズ)が2012年内に生産を始める予定のターボチャージャ(過給機)を公開した。ボッシュは、数多くのエンジン部品を手掛けているが、これまでターボチャージャは扱っていなかった。
展示したターボチャージャは、タービンの回転速度を渦電流センサーで検知するタイプの製品である。圧力センサーを使ってタービンの回転速度を制御するタイプと比べて、小型化が容易なことが特徴となっている。「当社が開発している製品は、タービンと渦電流センサーの間がハウジングの金属で隔てられていても、タービンの回転角度を検知できる。従来品のように渦電流センサーを組み込む際にハウジングを貫通させる必要がないので、ターボチャージャの圧力特性に影響を与えるリークが起こらない」(ボッシュ)という。
また、酸素濃度を検出するラムダセンサーは、排気ガスの流入部と、圧縮空気の送出部の両方に設置した。
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