富士ソフトとOESF、台湾IIIとともにAndroidテスト検証ビジネスを展開:Android搭載製品の評価・検証
富士ソフト、Institute for Information Industry、Open Embedded Software Foundationは、日台間でのAndroid搭載製品の評価・検証に関する協業を発表。テストツールの開発とライセンス販売を行うビジネスモデルを策定し、台湾のOEM・ODMベンダーを対象にソフトウェアの評価・検証サポートを実施する。
富士ソフト、台湾の財団法人であるInstitute for Information Industry(以下、III)、Open Embedded Software Foundation(以下、OESF)は2012年5月17日、日台間におけるAndroid搭載製品の評価・検証をはじめとする組み込み分野でのビジネス展開で協業することに合意し、覚書を締結したと発表した。
今回の協業を進めるに当たり、Android搭載製品のソフトウェア品質を評価・検証するのに用いるテストツールを開発するとともに、そのライセンス販売を行うためのビジネスモデルも策定する。その後、台湾のOEM・ODMベンダー200社程度を対象に、Android搭載製品のソフトウェアの評価・検証サポートを実施する計画だ。
各社の主な役割は次の通りである。まず、富士ソフトがテストツール「Enhanced-CTS」を開発・提供する。OESFは、富士ソフトやIIIを始めとする会員企業各社とともに、製品テストの評価基準を策定。台湾に拠点を置くIIIはラボラトリーを設立し、2012年6月上旬よりAndroid向け試験サービスの提供を開始する。そして、その評価結果に基づいて、OESFが認証業務(基準を満たす場合には合格証の発行)を行う。
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