ニュース
ハイブリッドはレンタカーも安い、トヨタが料金を改定:電気自動車
トヨタ自動車が9年ぶりにレンタカーの料金設定を変える。ハイブリッド車(HV)を安価に借りられるよう新しい枠にまとめた他、返却時に燃料を満タンにしなくてもよいサービスも始める。
トヨタ自動車は2012年3月26日、レンタカーの新料金体系を発表した。「プリウス」や「アクア」(図1)などハイブリッド車(HV)専用の料金体系を新しく設けたことが特徴だ*1)。
全国63社のトヨタレンタリース店(約1200店)で、2012年4月1日から適用する。
*1) 料金改定自体が2003年4月以来、9年ぶりだという。
HV向けに3クラスの料金体系を追加した(表1)。3クラスには7車種のHVが含まれる。最も安価な「HV1」にはアクアとプリウス(排気量1.5L)が含まれる。HV1では24時間の利用料金は8925円だ。排気量1.5Lのプリウスの利用料金は24時間の場合、現在9450円であるため、料金改定によって525円値下がりすることになる。
これまでは車両返却時に燃料を満タンの状態にしなければならなかったが、HVについてはメーターディスプレイに表示された燃費に基づいて燃料代を精算する「ハイブリッド(HV)燃費精算」を併せて導入する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- プリウス上回るハイブリッド車「アクア」、トヨタが発売
燃費以外にも3つの特徴を備える - プリウス以上の車を作るには
アクアをどのような車として設計したのか - パリがEV先進都市に変身、3000台のシェアリングに取り組む
究極のカーシェアリングの姿とは