連載
レンダリングでカッコいいイスに仕上げよう!:Macで楽しくて本格的な3Dモデリングしよう(2)(2/4 ページ)
今回はもう少し詳しくMorphogenesisの機能を探求しながら、レンダリングにも挑戦してみた。
さまざまなバリエーションを検討する
前回、Morphogenesisを使って作ったものは、どうもイマイチだった気がするので、もう少しベース形状をいじってみた。
それから、1つ分かったのが、Morphogenesisをやる際には、何も無理やりワンボディでやる必要はないということだ。
複数のボディに分けてみて、その上で必要なボディにのみMorphogenesisで形状を作り出してみてもよい。座面から下の足の部分は、よくあるオフィス用の椅子(いす)のように、丸い円筒部に足が5本くらいあって、それぞれにローラーが付いているものにするなら、後は座面や背もたれの部分に当たるところだけやればよい。
もちろん、動画1にも示してあるようにリアルタイムで条件を変えながら形状の変化を見ていくことができるので、そのようなツールはどんどん使っていきたい。
動画1 solidThinkingのオペレーション 1
また、全体を計算しながら、ボディごとに適用する材料を変えてみる、あるいはあえて、シンメトリーの条件を付けずにやってみる、などさまざまなチャレンジができる。
あくまでも形状の可能性についての検討をしているのだから、通常の解析に縛られるような思考から抜け出すことがポイントだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.