冷凍倉庫でも接近検知、日清紡マイクロはミリ波センサーで事故防止へ:メンテナンスレジリエンス2026
冷凍食品の需要が増加し、冷凍倉庫の建設が相次いでいる。一方で、冷凍倉庫内でフォークリフトを使って荷物を運ぶ際に、設備などに貨物が接触する事故が起こる可能性もある。そうした中、日清紡マイクロデバイスは「第12回 猛暑対策展」において、冷凍倉庫などの低温環境に対応した接近検知/警告センサーを参考出展した。
外食と内食の中間に位置する中食市場の拡大に伴って、冷凍食品の需要が増加し、冷凍倉庫の建設が相次いでいる。その一方で、冷凍倉庫内でフォークリフトを使って荷物を運ぶ際に、設備などに貨物が接触する事故が起こる可能性もある。
そうした中、日清紡マイクロデバイスは「メンテナンス・レジリエンス2026」(2026年7月13〜15日、東京ビッグサイト)の構成展の1つである「第12回 猛暑対策展」において、冷凍倉庫などの低温環境に対応した接近検知/警告センサーを参考出展した。
冷凍倉庫に接触防止用のセンサーを導入したくても、従来の光学式センサーでは霜や結露で検知できなくなったり、超音波式センサーでは風や低温下で精度が不安定になったりする恐れがある。
そこで、日清紡マイクロデバイスが提案しているのが、ミリ波センサーの活用だ。−20℃まで対応するミリ波センサーを開発することで、冷凍機などに近づいた際に、距離に応じて警告を発するなどの用途を想定している。
「ミリ波自体は電波なので、霜が発生していても透過して確実に検知できる。低温環境下でのセンサーの設置に困っているという話を聞き、取り組みを始めた」(日清紡マイクロデバイスの説明員)
従来のミリ波センサーに、結露などの水分から守る電気部品の選定やヒーター、さらにカバーなどの対策を追加することで、低温環境でも正確に動作するようになるという。
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