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NECが新イノベーション拠点「NEC Innovation Park」を設立 テーマは“新結合”製造マネジメントニュース(1/2 ページ)

NECは、同社玉川事業所(神奈川県川崎市)に設立した新しいイノベーション拠点である「NEC Innovation Park」を披露した。同拠点は「新結合を起こし、変革を生み、世界へ広げる」をコンセプトに掲げ、研究開発から事業化までのプロセスを加速させる、未来の社会価値創造に向けた共創の場として活用していく。

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 NECは2026年4月7日、同社玉川事業所(神奈川県川崎市)内に設立した新しいイノベーション拠点である「NEC Innovation Park」のオープニングセレモニーを開催し、同拠点の詳細について説明した。

「NEC Innovation Park」の外観
「NEC Innovation Park」の外観[クリックして拡大] 出所:NEC

 NEC Innovation Parkは「新結合を起こし、変革を生み、世界へ広げる」をコンセプトに掲げ、研究開発から事業化までのプロセスを加速させる、未来の社会価値創造に向けた共創の場として活用していく。NECは、2019年頃から「ビジネスモデル」「テクノロジー」「組織/人材」の3つを軸にDX(デジタルトランスフォーメーション)事業の変革を続けてきた。2024年からは、製品/サービスの標準化体系を定めて組織を一体化し、経営戦略からサービスデリバリー/運用保守までエンドツーエンドで実現する「BluStellar」を進めている。

DX事業の変遷
DX事業の変遷[クリックして拡大] 出所:NEC

NECの吉崎敏文氏

 同取り組みをより推進するために、2026年度からはビジネスユニットの枠組みを外し、ITサービス事業と社会インフラ事業の共通機能として、R&Dや製品/サービス含めたテクノロジーとイノベーションを1つに集約していく。NEC 執行役副社長 兼 COOの吉崎敏文氏は「AI(人工知能)をはじめとするテクノロジーの進化が加速する現代において、研究開発から生まれる最新技術を迅速に顧客のビジネスで適用させ、社会変革を加速させることは極めて重要だと考えている。NEC Innovation Parkは研究とビジネスをつなぐ“知の拠点”として物理的なコラボレーションを推進していく」と語る。

NECの価値創出アプローチ
NECの価値創出アプローチ[クリックして拡大] 出所:NEC

 NEC Innovation Parkは、玉川事業所において15年ぶりに設立した12階建ての自社ビルであり、約4000人の研究員やエンジニア、デザイナーが集まっている。同拠点では、AIを活用して「人と人」「人とテクノロジー」「テクノロジーとビジネス」「ビジネスと社会」合計4つの新結合を推進し、新たな価値の創造を目指す。

 これらの新結合を実現するために、NEC Innovation Parkの建物構造に多様な工夫を施している。高層階である11〜12階は、社内外との共創を意識した「Innovation Hub」のフロアだ。さまざまな大きさの会議室に加えて、マルチディスプレイと165型の大型ディスプレイを備えている。また、社内外100人規模のイベントを開催できるスペースや屋上庭園を設けている。

Innovation Hubフロアのイベントスペース
Innovation Hubフロアのイベントスペース[クリックして拡大] 出所:NEC

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