連載
衣類の毛玉を素早く取り除く「毛玉取り機」の仕組み:100円均一でモノの仕組みを考える(17)(2/3 ページ)
本連載「100円均一でモノの仕組みを考える」では、実際に100円均一ショップで販売されている商品を分解/観察して、その仕組みや構造を理解しながら、製品開発の過程を考察していきます。連載第17回のお題は、セーターなどの衣類にできた毛玉をきれいに取り除く「毛玉取り機」です。
毛玉取り機(本体)の部品構成
毛玉取り機の本体をさらに確認すると、2部品で構成されていることが分かります。そして、その内部には、毛玉取り機の機能を成立させるための要素がコンパクトに収められています(図4)。
カッター部
3枚刃で構成された回転式のカッターです。薄板の刃が樹脂製の回転軸に取り付けられています。
ファン
風の力を使って、カッターで除去した毛玉をダストケースへ運ぶ役割を担います。
DCモーター
カッター部とファンの双方を駆動するための動力源です。
スイッチ
毛玉取り機のON/OFFを切り替えることができます。操作しやすいように樹脂製のスイッチカバーが取り付けられています。
電極
電池から供給される電力をモーターへ伝達します。
特筆すべきはネジの使用箇所の少なさです。ネジはわずか2箇所に限定されており、組み立て工程を最小化する工夫が見て取れます(図5)。
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