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ジッタレス通信で1μs以下の遅延のゆらぎを可能にするTSN対応ローカル5G装置FAニュース

マグナ・ワイヤレスは、自社製ベースバンド半導体を搭載したTSN対応ローカル5G装置「AU-700W」シリーズの販売を開始した。通信遅延のゆらぎを1μs以下に抑えるジッタレス通信を実装する。

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 マグナ・ワイヤレスは2026年3月5日、東京都立産業技術研究センターとの共同研究成果として、自社製ベースバンド半導体を搭載したTSN対応ローカル5G装置「AU-700W」シリーズを開発し、販売を開始すると発表した。「AU-700」シリーズ全体で年間100台の販売を目指す。

 同製品は、基地局装置「AU-700W-gNB」と端末装置「AU-700W-UE」で構成される。通信遅延のゆらぎを1μs以下に抑えた確定遅延通信「ジッタレス通信」を実装。既存の5G装置が抱えていた遅延のばらつきや時刻同期精度の課題を解消し、高精度な同期性能を無線環境において可能にする。

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基地局装置「AU-700W-gNB」[クリックで拡大] 出所:マグナ・ワイヤレス
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端末装置「AU-700W-UE」[クリックで拡大] 出所:マグナ・ワイヤレス

 搭載されるベースバンド半導体は、新エネルギー・産業技術総合開発機構の委託事業を通じて大阪大学などと共同開発したもので、超低遅延通信に特化したポスト5G対応チップだ。これにより、筐体の小型、軽量化および省電力化も達成した。

 確定遅延通信により、従来のローカル5Gでは困難だった高度な産業用途への適用が可能となる。具体的には、PLC(プログラマブルロジックコントローラー)の無線化による配線削減や、産業用ロボットのリアルタイム協調制御、エッジAI(人工知能)との超低遅延連携、ドローンの遠隔リアルタイム制御といったユースケースを想定している。

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ジッタレス通信のイメージ[クリックで拡大] 出所:マグナ・ワイヤレス

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