オフィス内の人や家具の位置、動きに加え、オフィスワーカーのパフォーマンスやエンゲージメント情報を1つのマップ上に集約、見える化する。これらを通じてより効果的で効率的なオフィス運用を支援する。これがイトーキが現在取り組むデータソリューション事業「Office3.0」です。法人向け家具メーカー大手として知られる同社ですが、従来の家具などのモノ売り、オフィスレイアウト提案などのソリューションに次ぐ新しい事業の軸としてOffice3.0の取り組みを現在加速させています。
このOffice3.0という概念を打ち出すきっかけになったのが、イトーキ 代表取締役社長 湊宏司氏の存在だったそうです。実は同氏はオラクルで取締役執行役副社長COO(最高執行責任者)を務めた後、2021年9月にイトーキに入社したという、少し興味深い経歴を持っているのです。
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