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画像処理でパーツを数えるビジョンカウンター、AI活用で精度向上ものづくり ワールド[東京]2024

松楽産業はカメラ式画像処理型パーツカウンター「ビジョンカウンター VC-200」を「ものづくり ワールド[東京]2024」で紹介した。

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 少子高齢化で人手不足が深刻化する中、単純作業の自動化に対するニーズは高まる一方だ。そんな中、松楽産業は“数を数える”という作業を自動化するカメラ式画像処理型パーツカウンター「ビジョンカウンター VC-200」を「ものづくり ワールド[東京]2024」(2024年6月19〜21日、東京ビッグサイト)内の「第6回 計測・検査・センサ展」で紹介した。

会場で披露したカメラ式画像処理型パーツカウンター「ビジョンカウンター VC-200」のデモ[クリックで再生]

 ビジョンカウンター VC-200では大量の小さなパーツを高速で数えることができる。

 分解能150μmの日本製CCD2Kラインスキャンカメラを搭載しており、1秒間に約1万2000回撮像するシャッタースピードで落下する物体のシルエットをスキャンし、数を計測する。装置に搭載されたAI(人工知能)の学習機能により、さまざまな落下姿勢のデータを自動的に取得。検証モードによりパラメーターの精度をチェックでき、誤差がある場合は手動で微調整できる。重なり合う物体や微小な不純物、円形材料などの重複した不規則な材料を効果的に識別し、例外品目は自動的にカウントから除外する。

 搭載しているFPGA基板が高速な並列処理を行っており、2つの異なるカウントを同時に行うことができる。

 それにより、大量向けと少量向けの2つのバケットを持ち、別々にカウントすることが可能。例えば、500個を数える場合、大量向けのバケットで485個までカウントし、トータルバケットに落下。少量向けのバケットで残りの15個をカウントできる。さらに、15個をカウントしている間に、次の485個をカウントすることも可能となっている。VC-200には計4台のフィーダーがあり、大量と少量のパーツの流れを制御する。


ビジョンカウンター VC-200[クリックで拡大]

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