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HOYAで複数製品の生産ラインや受注システムが停止、不正アクセスの可能性FAニュース

HOYAは、2024年3月30日に発覚したHOYAグループ本社および複数の事業部におけるシステム障害について、不正アクセスに起因する可能性が高いことを明らかにした。

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 HOYAは2024年4月4日、同年3月30日に発覚したHOYAグループ本社および複数の事業部におけるシステム障害について、不正アクセスに起因する可能性が高いことを明らかにした。

 HOYAでは2024年3月30日未明、海外の事象所においてシステム挙動に不審点があったことから調査を行い、国内外の事業所においてシステム障害が発生していることを確認した。その後、サーバの隔離などを行い、外部専門家を交えた調査の結果、第三者によるサーバへの不正アクセスの可能性が高いことが分かったという。

 今回の影響で、複数の製品について、生産工場内のシステムや受注システムが停止しており、出荷や生産が滞っている状況だ。在庫出荷などについては、マニュアルで対応するなどの対応を進めているが、生産や営業活動に必要なシステムを早期に復旧させ、製品供給体制の再開に向けて取り組んでいくとしている。

 この影響を受け、HOYAグループの出資比率50%の連結子会社で眼鏡用レンズなどを製造しているセイコーオプティカルレンズプロダクツは「一部のレンズについて製造停止および遅延が発生している」とレンズ供給の遅延について発表している。

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