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“ローカル5G”に学ぶ、「新しいなにかのセキュリティ」の考え方宮田健の「セキュリティの道も一歩から」(67)(1/2 ページ)

「モノづくりに携わる人」だからこそ、もう無関心ではいられない情報セキュリティ対策の話。でも堅苦しい内容はちょっと苦手……という方に向けて、今日から使えるセキュリティ雑学・ネタをお届け! 今回は、ローカル5G実装におけるセキュリティ対策についてお伝えします。

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TechFactory

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 トレンドマイクロは2021年10月、同社が6月に実施した、製造業におけるローカル5G導入に伴うサイバーセキュリティリスク実証実験の成果を発表しました。この中では今後広まるであろう新しい仕組み、ローカル5G実装におけるセキュリティ対策を考える上で重要な指針が含まれています。

図1 発表を行ったトレンドマイクロの石原陽平氏
図1 発表を行ったトレンドマイクロの石原陽平氏

新しい仕組みには、新しい攻撃手法がある?

 まず、ローカル5Gをまとめておきましょう。5Gといえば、既にiPhoneを始めとする最新のスマートフォンも対応している通信規格で、高速、低遅延での通信ができることが特徴です。5Gは通信事業者が作るパブリックネットワークとしての運用だけでなく、工場などごく狭い地域のみで利用される、プライベートな5G通信環境の利用も行えることが、製造業における活用として見込まれています。

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