自動ソースコードレビューサービスが機能を拡充、重複コードを自動検知し評価:組み込み開発ニュース
Siderは、自動ソースコードレビューサービス「Sider」の次世代機能として、バグの原因となる重複コードを自動で検知して評価する機能を搭載し、対応プログラミング言語も追加した。
Siderは2021年2月4日、自動ソースコードレビューサービス「Sider」の次世代機能として、バグの原因となる重複コードを自動で検知して評価する機能を搭載し、対応プログラミング言語も追加したと発表した。新機能は、既に公開中の無料体験サイト「Sider Labs」で利用できる。
Sider Labsでは、ユーザー端末のブラウザ内で処理が完結するため、サーバなど外部にコードを送信することなく、ソースコード内の重複を検知し、評価できる。ソフトウェアのインストールも不要だ。
これまで利用できたC、C++、CUDAに加えて、今回からJavaScript、TypeScript、Swift、PHP、Java、Rubyでも重複コードの検知と評価ができるようになった。今後はC#、Pythonにも対応する。
次世代機能では、複製したコードの変数名や関数名などが多少異なっていても、ロジックが同じであれば重複コードとして検出する。検出したコードは独自のアルゴリズムで評価し、バグの原因となりやすい高リスクなものから順に表示する。
対応OSはWindows、macOS。Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safariの最新ブラウザ上で動作確認済みだ。
同サービスは、プロジェクト途中の仕様変更や保守工程、担当者の習熟度や人員の入れ替えなどで発生した重複コードの把握や管理を容易にし、ソフトウェア品質と開発生産性の向上に貢献する。
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