クラリベイト(Clarivate)は、保有する特許データを基に知財/特許動向を分析し、世界で最も革新的な企業100社を選出する「Clarivate Top 100 グローバル・イノベーター 2021」を発表。今回で10回目の発表となるが、会見では10年連続でトップ100に入ったパナソニックと日立の知財部門担当者が登壇し、両社の知財戦略について講演した。
ソニーは2021年2月18日、SPAD(Single Photon Avalanche Diode)画素を用いた車載LiDAR(Light Detection and Ranging、ライダー)向け積層型直接Time of Flight(dToF)方式の測距センサーを開発したと発表した。車載LiDAR向け積層型測距センサーとしてSPAD画素を用いたのは「業界初」(ソニー)だという。
SOLIDWORKSの年次ユーザーイベント「3DEXPERIENCE WORLD 2021」がオンラインで開催された。初日のゼネラルセッションでは「From Products to Platform」と題し、SOLIDWORKSのブランドCEOであるジャン・パオロ・バッシ氏が登壇。その戦略と方向性について語った。
2020年8月、東京に米国発の体験型小売店舗「b8ta(ベータ)」がオープンした。「RaaS(Retail as a Service)」とも呼ばれる体験型小売店舗の取り組みは、顧客とのタッチポイント創出に悩むメーカーにとって注目に値する。ベータ・ジャパンの担当者に、体験型小売店舗の可能性について話を聞いた。
NTTドコモがオンラインで開催した展示会「docomo Open House 2021」で、同社が研究開発中の「羽根のないドローン」が出展された。風船型の機体でマイクロブロアによる空気噴出によって飛行する。通常のドローンと異なりプロペラや翼を持たないため、高い安全性と静音性を実現。主に、屋内飛行での運用を想定する。
APPLE TREEは、SCANTECHが開発するハンディー型3Dスキャナー「IREAL 2E」と「IREAL 2S」の取り扱いを開始した。両製品ともに毎秒150万点のスキャンデータを取得でき、高精度でスピーディーな3Dスキャンを実現する。また、標準で24ビットカラーカメラを搭載しており、高解像度のカラーデータを取得できる。
トヨタ自動車グループの自動運転開発体制で先行開発を担ってきたTRI-AD(Toyota Research Institute Advanced Development)は、2021年1月から新体制で動き出した。これまでは車載ソフトウェアの開発会社だったが、スマートシティのように自動車やモビリティを超えた取り組みに挑むため役割分担を明確にする。