ストレスオフ県ランキング、男性は「青森県」女性は「鳥取県」が1位:キャリアニュース(1/2 ページ)
メディプラス研究所が「ストレスオフ県ランキング2020」を発表した。男性は「青森県」、女性は「鳥取県」が1位を獲得した。総合第1位は、前年から男女共に大きくランクアップした「山口県」だった。
メディプラス研究所は、2020年8月25日、「ストレスオフ県ランキング2020」を発表した。
同ランキングは、20〜69歳の男女各5万人の計10万人を対象とした「ココロの体力測定2020」を基にしたものだ。ココロの体力測定2020は、メディプラス研究所が参画するストレスオフ・アライアンスとエンディアンが共同で実施した。
「ストレスオフ県ランキング2020」の男性版1位は、前年2位だった「青森県」、女性版は「鳥取県」が2年連続、3度目となる1位を獲得した。ストレスオフ指数は男性版の青森県が32.6、女性版の鳥取県が56.2となっている。
2016年に初のストレスオフ県第1位に輝いた鳥取県は、以降、ストレスオフを推進し、女性が暮らしやすい環境を維持するための取り組みを続けている。低いストレスオフ指数を維持できている理由としては、豊かな自然環境やコミュニケーション文化などさまざまな要素が考えられる。
「ココロの体力測定」では、厚生労働省のストレスチェックB基準に照らし合わせて、ストレスレベル割合を算出。ストレスレベルを比較したところ、1位の青森男性、鳥取女性は、全国平均よりも「低ストレス者(39点以下)」の割合が多く、「高ストレス者(77点以上)」の割合が少ない傾向が見られた。
次に「新型コロナウイルスへの不安度」を比較した。一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)を見ると「(不安が)ほとんどいつもあった」が男性10.5%、女性15.6%となっているが、青森男性は6.2%、鳥取女性は7.5%だった。
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