いまさら聞けない「HD-PLC」――IoT時代のネットワークとして再注目される理由:TechFactory 特選ブックレットガイド
IoT時代のネットワーク技術として再び脚光を浴びている「HD-PLC(高速電力線通信:High Definition Power Line Communication)」について、パナソニックが100周年イベント「CROSS-VALUE INNOVATION FORUM 2018」で解説した。
製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「TechFactory電子ブックレット」。今回は『【解説】IoT時代のネットワーク技術として生まれ変わった「HD-PLC」』をご紹介します!
B2B領域で「HD-PLC」を利用すべき“3つ”のメリットを解説
2006年当時、家庭向けで思うように普及しなかった「HD-PLC(高速電力線通信:High Definition Power Line Communication)」だが、近年、IoT(Internet of Things)時代のネットワーク技術として再び脚光を浴びようとしている。
「HD-PLCアライアンス」の参画企業らとともに技術開発を継続してきたパナソニックは、HD-PLCの性能向上やマルチホップ対応などを進め、かつての「つながらない」「遅い」といったイメージを払拭(ふっしょく)。高速通信を実現し、イーサネットやWi-Fiといった既存の無線通信の弱点を補完する存在として、工場やビルといったB2B環境をターゲットにHD-PLCを訴求している。
本電子ブックレットでは、パナソニックの100周年記念イベント「CROSS-VALUE INNOVATION FORUM 2018」の技術セミナーの内容を基に、IoT時代のネットワーク技術として再び存在感を強める、HD-PLCの活用メリットについて詳しく解説する。
電子ブックレット[無料PDF]のダウンロードはこちらから
本電子ブックレットは、TechFactoryに掲載された特集記事「パナソニックがB2Bで再び脚光を浴びる『HD-PLC』の利点を100周年イベントで解説」を基に制作しています。
◎「スマート工場/工場IoT/製造業IoT」関連の 事例、課題、解説 動向など:
» パナソニック佐賀工場は2つの顔を持つ、全長100mの生産フロアで見たスマート工場の可能性
» 製造業が変わらなければならない「理由」とスマート工場の実現に必要な「視点」
» オムロンが示す「産業用ロボットの未来」――人との新たな協調、設備との協調へ
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- パナソニック佐賀工場は2つの顔を持つ、全長100mの生産フロアで見たスマート工場の可能性
IoTなどを活用した製造現場の見える化、そしてスマート工場の実現に関心が集まる中、国内大手製造業の現場ではどのような取り組みが行われているのか。多品種少量に対応した生産拠点としての顔とともに、先進技術を活用したモノづくりの実証実験場としての重要な役割も担うパナソニック コネクティッドソリューションズ(CNS)社の直轄工場である佐賀工場を取材した。 - LED照明市場の変化に合わせてモノづくり革新を推進するパナソニック 新潟工場
国内製造業の現場では、AIやIoT、ロボティクス技術を活用した“次世代モノづくり”の実現に向けた取り組みが加速している。ライティング事業のマザー工場として位置付けられ、蛍光灯照明器具の生産終了を前に、LED照明器具の生産に弾みをつけるパナソニック エコソリューションズ社 新潟工場(新潟県燕市)を取材した。 - パナソニック100周年イベントで見た“現場プロセスイノベーション”の現在地
パナソニックの創業100周年を記念して開催された「CROSS-VALUE INNOVATION FORUM 2018」の展示会場から、製造、物流、流通の課題解決を提案する「GEMBA PROCESS INNOVATION」のエリアの様子を詳しくレポートする。 - パナソニックがB2Bで再び脚光を浴びる「HD-PLC」の利点を100周年イベントで解説
創業100周年を記念して開催されたパナソニックの全社ユーザーイベント「CROSS-VALUE INNOVATION FORUM 2018」(会期:2018年10月30日〜11月3日)の技術セミナーから、「工場がビルが今すぐネットにつながるマルチホップ通信対応『HD-PLC』」の講演内容をお届けする。