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製造業向け受発注プラットフォームのキャディ、約10億円の資金調達CADニュース

キャディは、総額約10億2000万円の資金調達を実施した。この資金を開発や人材採用に当て、製造業向け受発注プラットフォーム「CADDi」のさらなる事業拡大と組織基盤の強化に取り組む。

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 キャディは2018年12月13日、総額約10億2000万円の資金調達を実施したと発表した。引受先はDCM Ventures、WiL、グローバル・ブレイン、グロービス・キャピタル・パートナーズ、および個人投資家で、第三者割当増資を活用した。

 キャディは2017年11月から、製造業向け受発注プラットフォーム「CADDi」を提供している。CADDiは、独自開発の原価計算アルゴリズムで稼働する自動見積もりシステムにより、品質や納期、価格が最も適合する会社とのマッチングを可能にする。

 3D CADデータをアップロードして、数量、材質、塗装などのパラメータを指定すると、価格と納期が約7秒で算出される。発注側は低価格で高品質な加工品を安定して発注でき、受注する企業は相見積もりによる失注がなくなり、安定的に案件を受けられる。

 現在、2000社以上の企業がCADDiを利用しており、全国の提携加工会社数は約70社に上る。同社は、今回の調達資金を開発や人材採用に充て、CADDiのさらなる事業拡大と組織基盤の強化に取り組んでいく。

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受発注プラットフォーム「CADDi」の概要(クリックで拡大) 出典:キャディ

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