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2018年も参戦!メディア4耐レース、波乱の展開の末に……モータースポーツ(1/4 ページ)

マツダ「ロードスター」のワンメークの耐久レース「メディア対抗4時間耐久レース」に「ITmedia×MONOist」チームが今年も参加。鼻息も荒く筑波サーキットに乗り込んだわれわれを待ち受けたのは……

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 マツダ「ロードスター」のワンメークの耐久レース「メディア対抗4時間耐久レース」に、われら「ITmedia×MONOist」チームが今年も参加した。自動車関連のメディアがチームを組んで、筑波サーキットを4時間かけて戦う耐久レースも今回で29回目を迎えたが、今年は27チームが参加した。

「ITmedia×MONOist」チーム
「ITmedia×MONOist」チーム

2017年の参戦記はこちら!

自動車専門メディアとの熱い戦い、2017年の“メディア4耐”

28回目を迎えたマツダ「ロードスター」ワンメークの耐久レース、「メディア対抗4時間耐久レース」に参加した。プロチームでなくても、モータースポーツは熱く盛り上がる。



 昨年、あと1kmを走り切れずにガス欠でチェッカーフラッグを受けられなかったわれらITmedia×MONOist。今年は、完走はもちろん順位も伸ばしてチェッカーを受けてやろうと、鼻息も荒く筑波サーキットに乗り込んだわれわれなのであった。

「ITmedia×MONOist」チーム

  名前 アイティメディア 部署
第1ドライバー 斎藤健二 ITmediaビジネスオンライン編集部
第2ドライバー 西坂真人 MONOist編集部
第3ドライバー 山口恵祐 ITmedia NEWS編集部
第4ドライバー 高根英幸 筆者(MONOist専属ライター)
第5ドライバー 柿澤誠 企画局 商品開発部

 昨年同様、ペース配分などレースのマネジメントを決定するのは、MONOist編集部の松本貴志氏である。昨年は惜しくも最終周でのガス欠(記録上は完走)ストップとなり、悔しい思いをしていただけに、今年は中盤以上での完走を目指して、ドライバーが集まっての作戦会議は2回も実施した。そこで明らかになったのは、昨年より少しエンジン回転を抑えるだけで180周の周回数が狙えるということ。うまくいけば上位入賞も夢ではないと、データが弾き出したのだ。

 しかし、モノづくり分野に特化しているMONOistは試乗記事などは少ない媒体ゆえ、当然のことながらサーキットを走る機会も少なく、結局アマチュアレースを楽しんでいる2人のドライバーを除けば、残りの3人は1年間まったくサーキットを走ることなく(つまり限界域でのドライビングはほぼしていない)、今年のメディア対抗レースを迎えてしまったのは不安材料の一つだった。

 それでも昔から親しみのあるサーキットだけに、練習走行もコースインしてすぐに赤旗中断となり、1周も回れずにパドックに戻る羽目になっても、まったく心配していなかったのだ。そう、天候を除いては……。

 波乱のレースとなる予兆は、その前日からあったのかもしれない。神奈川県で取材を終えた筆者は、筑波方面に向かうべく圏央道を進んでいると、筑波周辺には真っ黒な雲が! 雷が落ちまくる中で筑波にたどり着いたのだった。レース当日も朝から雨が降ったり止んだり。練習走行や予選はドライ路面だったものの、黒い雲が発生しては消え去っての繰り返しで、いつ降り出してもおかしくない雰囲気であった。

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予選アタックに出走直前の柿澤選手。バッチリとキメているように見えるが、なんと素手……。ライブ中継の視聴者から指摘されるまで本人もスタッフも誰も気付かず、あわやこのままコースインという事態に! どれだけ緊張していたか分かる出来事であった(クリックして拡大)

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