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前職と比べて賃金が1割以上増加した転職決定者は30.1%キャリアニュース

リクルートキャリアは、転職支援サービス「リクルートエージェント」における同年4〜6月期の「転職時の賃金変動状況」を発表した。「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者数の割合」は30.1%で、前年同期に比べ2.0ポイント上昇していた。

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 リクルートキャリアは2018年7月23日、同社の転職支援サービス「リクルートエージェント」における、同年4〜6月期の「転職時の賃金変動状況」を発表した。

 同調査では「前職と比べ賃金が明確に(1割以上)増加した転職決定者数の割合」の経年変化を調べている。割合は前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者数を、転職決定者数合計で割り、100をかけて算出する(単位%)。

多くの職種で上昇基調が継続

 全体を見ると、4〜6月期に「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者数の割合」は30.1%だった。上昇基調が2013年から続いており、前年同期の28.1%から2.0ポイント上昇している。

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全体の年度推移と四半期推移(クリックで拡大) 出典:リクルートキャリア

 この割合を職種別に見ると「IT系エンジニア」は32.3%で、前年同期の26.7ポイントから5.6ポイント上昇。上昇基調が2014年から続いている。

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IT系エンジニアの年度推移と四半期推移(クリックで拡大) 出典:リクルートキャリア

 「機械、電気、化学エンジニア」は26.3%。23.4%だった前年同期と比べ、2.9ポイント上昇した。2016年以降、振れを伴いながら横ばい圏内で推移している。

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機械、電気、化学エンジニアの年度推移と四半期推移(クリックで拡大) 出典:リクルートキャリア

 「営業職」は30.1%で、前年同期の29.4%から0.7ポイント上昇した。ピークだった2015年中頃以降、緩やかな低下基調が続いていたが、このところ下げ止まりの傾向が見られる。

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営業職の年度推移と四半期推移(クリックで拡大) 出典:リクルートキャリア

 「事務系専門職」は27.7%で上昇基調が2014年以降続いており、26.0%だった前年同期と比べて1.7ポイント上昇した。

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事務系専門職の年度推移と四半期推移(クリックで拡大) 出典:リクルートキャリア

 「接客、販売、店長、コールセンター」は36.1%。前年同期の32.2%から、3.9ポイント上昇した。急激に上昇した2011年〜2014年に比べて2015年以降は減速感があるが、高水準を維持している。

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接客、販売、店長、コールセンターの年度推移と四半期推移(クリックで拡大) 出典:リクルートキャリア

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