正社員の88%が副業に興味があると回答――副業経験者は32%:キャリアニュース
転職支援サービス「エン転職」が「副業」についてのアンケート調査結果を発表。88%が副業に興味を持ちながら、副業経験があると回答したのは32%だった。「経験のある副業」は接客、販売、サービス系のアルバイトが最多で59%を占めた。
エン・ジャパンが運営する総合求人、転職支援サービス「エン転職」は、2018年5月16日、「副業」についてのアンケート調査結果を発表した。
調査対象は、エン転職を利用する20〜40代の正社員。そのうち3111人から有効回答を得た。
まず、副業に興味があるかを尋ねたところ、88%が「興味がある」と回答した(前回調査と同値)。副業に興味がある理由は「収入を得るため」(83%)が最も多かった。
副業経験者は約3割、そのうち約6割が接客系のアルバイトを経験
次に、副業経験の有無を尋ねた。その結果、「副業経験がある」と回答したのは32%だった。副業経験者の「経験のある副業」として最も多かったのは「アルバイト(接客、販売、サービス系)」(59%)。続いて「アンケートモニター、ポイントサイト」(22%)、「ネットオークション、フリマサイト」(15%)だった。
副業に費やしていた週あたりの時間は、「5時間未満」が合わせて60%を占めた。副業で得ていた月の収入額として最も多かった回答は「1万円〜3万円未満」(25%)で、1万円〜5万円未満が半数を占めている。
また、副業経験者のうち「(現在も副業を)続けている」と回答したのは45%。副業を止めた理由には、「副業禁止の会社に転職した」「本業が多忙になった」などのコメントが寄せられている。
勤務している会社で副業が認められているかについては、55%が「認められていない」と回答。「認められている」は13%だった。
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