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高い重切削能力と面品位とを兼ね備えた立形マシニングセンタFAニュース

DMG森精機は、「NVX 5000」シリーズの第2世代となる高精度/高速立形マシニングセンタ「NVX 5000 2nd Generation」を発売した。高い切削力と金型加工にも適した面品位を両立している。

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 DMG森精機は2017年8月10日、「NVX 5000」シリーズの第2世代となる高精度で高速立形マシニングセンタ「NVX 5000 2nd Generation」を発売した。金型、自動車、農業機械、油圧・空圧機器メーカー向けに販売し、定価は1700万円(税別)からとなっている。

 NVX 5000 2nd Generationはコラム・ベッド締結部を強化することで、切削能力を同社従来品と比べて2倍に高め、加工時間を短縮。最高回転速度1万5000min-1の高性能主軸「speedMASTER」と、最大トルク360N・mの「powerMASTER」を搭載した。

 ベッドやコラムの鋳物内部にクーラントを循環させ、室温8℃の変化に対し、Z軸熱変位量を4μmに抑制。マグネスケール製の磁気式リニアスケールを採用し、高精度な位置決めを可能にした。また、ダイレクトスケールフィードバックを全軸に標準装備することで、位置決め精度4μm以内を保証。摺動面内の油溝形状を最適化し、移動時の動圧を等分布化することで、ばらつき4μm以内の真円精度を達成している。

 さらに、ワークストッカーや機内計測装置など各ユニットをモジュール化したロボットシステムや、非切削時間を大幅に短縮する2面シャトル式APCの自動化システムが構築可能だ。

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NVX 5080 2nd Generation
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加工の様子
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モジュール化したロボットシステム

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