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モノづくり現場の課題を解決する自動化ソリューションで業務提携FAニュース

パナソニック スマートファクトリーソリューションズとスキューズは、食品加工業界を中心とした自動化ソリューションにおいて業務提携した。モノづくり現場の課題を、FAとロボティクス技術を用いた新たな自動化ソリューションで解決する。

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 パナソニック スマートファクトリーソリューションズ(PSFS)とスキューズは2017年7月24日、食品加工業界を中心とした自動化ソリューションで業務提携すると発表した。今後両社は、人手不足への対応や品質安定化など、モノづくり現場での課題をFA技術とロボティクス技術を用いた新たな自動化ソリューションで解決することを目指す。

 PSFSは、電子部品実装設備や溶接ロボットなどで世界トップクラスのシェアを持つ。また、スマートファクトリー関連技術やRFIDといった無線通信技術など、高い信頼性が求められる設備のモノづくり力に加え、国内外に販売/サービス網を有する。

 スキューズは、独創的なロボットの開発や製造、システムインテグレーションを得意とし、コンビニエンスストア向け総菜製造工場の自動化ロボットシステムについて、企画、開発から運用、保守まで関わってきた実績を持つ。

 食品加工業界は、中食(なかしょく)と呼ばれる調理食品の需要が増加するなど、市場が拡大している。一方で、人手不足の深刻化により、手作業が多い弁当や総菜の生産プロセスで自動化へのニーズが高まっている。

 今回の提携により、両社はそれぞれの事業基盤やネットワークなどを最大限に活用し、食品加工業界を中心に工場の安定稼働や生産品質の安定化、トレーサビリティー、フードディフェンスの強化などに貢献できる新たな自動化ソリューションの開発を目指す。将来的には、流通、物流、外食などの分野へも提携範囲を拡大していく。

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