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アディダスも採用を決めた量産型3Dプリンティング技術、日本で披露:DMS2017(1/2 ページ)
米国の3DプリンタベンチャーのCarbonは「第28回 設計・製造ソリューション展(DMS2017)」に出展。引き上げ式の光硬化樹脂型の新方式3Dプリンティング技術「CLIP」によるサンプルなどを紹介した。
米国の3DプリンタベンチャーのCarbonは「第28回 設計・製造ソリューション展(DMS2017)」(2017年6月21〜23日、東京ビッグサイト)のディーメックブースに出展。引き上げ式の光硬化樹脂型の新方式3Dプリンティング技術「CLIP」によるサンプルなどを紹介した。
Carbonは、3Dプリンタ本体や3Dプリンタで用いる材料の開発や製造、販売を手掛けるベンチャー企業だ。創業者たちは高分子化学の研究者で、2013年に創業。独自の造形技術「CLIP(Continuous Liquid Interface Production)」を活用した独自プロセス「DLS (Digital Light Synthesis)」による3Dプリンタを開発した 。既に同技術採用の3Dプリンタ「M1」と「M2」の2機種を開発し、米国では2016年から販売を開始。
2017年4月にはドイツのスポーツメーカーアディダスと提携し、同技術を使って生産したソールを採用した3Dプリントシューズ「Futurecraft 4D」を2018年末までに10万足作ることを発表している。DMS2017では、この「Futurecraft 4D」のソールのサンプルと共に、さまざまな素材でのサンプルを出展した。
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