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製造業向け業務アプリケーションを容易に自社開発できるシステムを発売:製造ITニュース
ダイキン工業は、開発予算管理や部品構成管理などの製造業向けの業務アプリケーションを企業が自社で容易に開発できるシステム「Smart Innovator」を、2017年4月1日に発売する。
ダイキン工業は2017年2月1日、開発予算管理や部品構成管理などの製造業向けの業務アプリケーションを、企業が自社で開発できるシステム「Smart Innovator」を発表した。同年4月1日より販売を開始し、価格は300万円(25ライセンス〜)となる。
同システムでは、設定項目に必要な情報を入力するだけで自社に適した業務アプリケーションを開発できる。プログラミングの知識を必要とせず、設計からコーディング、テストまでの期間を約4分の1に短縮できる。
さまざまな情報を格納するテーブルをはじめ、集計結果を高速に一覧表示するデータグリッド、設計部品表を構築するためのツリーグリッドなど、製造業向けのアプリケーション作成に必要な構成要素をあらかじめ備えている。また、AI機能を搭載し、故障予測や修理部品の判定、売上予測などに活用できる。
同システムで開発したさまざまなアプリケーションを同一プラットフォーム上に構築することで、アプリケーション間でデータの共有が可能になる。これにより、経営層から製品開発の現場まで、一元化された最新の情報によって業務を進めることができる。
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