管理者向け機能を強化したプロジェクト管理ツールの最新版:製造ITニュース
日立ソリューションズ東日本は「プロジェクト管理ツールSynViz S2」の最新版「SynViz S2 2.4」の提供を開始した。大規模プロジェクトに対応し、組織的な作業割り当てを計画/表示できるよう、管理者向けの機能を強化した。
日立ソリューションズ東日本は2017年1月27日、「プロジェクト管理統合プラットフォームSynViz S2(シンビズ エスツー)」の最新バージョン「SynViz S2 2.4」の提供を開始した。
SynViz S2は基本的なプロジェクト管理機能に加え、業務ポータルによって関連したデータの統合管理ができるプロジェクト管理ツール。新バージョンでは、さまざまなプロジェクトが複数の部門にまたがって同時進行する大規模プロジェクトに対応。プロジェクト内にチームを作成し、個人単位ではなく組織的な作業割り当てを計画/表示できるように改良した。
この改良により、リソースやメンバーの組み合わせを定義したり、組織単位で所属するメンバーやリソースの全体負荷の参照が可能になった。また、グループやチーム単位での全体負荷を見てからいったん作業を割り振り、計画の途中で人員の空き状況を見つつ割り当てを見直すこともできる。表示設定や印刷機能も強化し、管理業務の効率が向上する。
さらに、抽出条件の指定により、複数プロジェクトを管理対象にできる。リソースや作業の組み合わせを抽出し、割り当ての変更や実績の更新も可能になった。
計画の変更も把握しやすい。関連プロジェクトの日程変更をアイコンで通知したり、計画情報の追加/変更について「誰が」「いつ」実行したかなどを一覧で確認できる。一覧表は、Excelにコピー可能だ。
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