社員が選ぶ「働きがいのある企業」――総合1位はP&G:キャリアニュース
ヴォーカーズが、社員が選ぶ「働きがいのある企業ランキング2017」を発表した。総合1位には「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)」が選ばれた。P&Gは、評価項目の「成長環境ランキング」でも1位を獲得している。
企業リサーチサイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズは2017年1月24日、社員が選ぶ「働きがいのある企業ランキング2017」を発表した。
これは、Vorkersに投稿された「社員・元社員による働く環境に関する評価点」(全5万731件)を集計し、社員満足度をランキング化したものだ。企業の評価については、社員として1年以上在籍した企業の情報であること、500文字以上の自由回答に加え、8つの評価項目に答えることが回答条件となっている。
第4回目となる「働きがいのある企業」の総合1位は、「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)」。評価点4.06を獲得した。社員からは「全社員がポジティブ」「昇進のスピードが早い」「社内の風通しが良い」などのコメントが寄せられている。
続く2位が「セールスフォース・ドットコム」(評価点4.00)、3位「リクルートマネジメントソリューションズ」(同3.91)、4位「グーグル」(同3.90)、5位「リクルート住まいカンパニー」(同3.82)となっている。
総合トップ50には、昨年に引き続き、リクルートグループ10社がランクイン。また、総合商社も4社ランクインしている(三井物産12位、三菱商事14位、住友商事24位、伊藤忠商事27位)。
評価項目ランキングでは「オープンな社風ランキング」で「リンクアンドモチベーション」が1位に選ばれた(評価点4.21)。2位は「グーグル」、3位は「リクルート住まいカンパニー」だった。
P&Gが成長環境ランキングでも1位に
「成長環境ランキング」は「20代成長環境」と「人材の長期育成」のスコアを合算し、平均値をランキングした。1位には、総合1位の「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)」が選ばれた。評価点は4.00。2位は「リクルートマネジメントソリューションズ」(総合3位)。3位が「マッキンゼー・アンド・カンパニー」(総合6位)という結果だった。
「ワークライフバランスランキング」は「JALナビア」が1位に(評価点4.84)。2位が「キャセイパシフィック航空会社」、3位は「エヌ・ティ・ティ エムイー」だった。この項目では、NTTグループ企業13社がトップ30にランクインしている。
「待遇の満足度ランキング」の1位は「キーエンス」(総合9位)。コメントによると、全社の売り上げの一定割合を社員に分配するシステムがあるという。また、2位「住友商事」、3位「三井物産」、4位が「伊藤忠商事」とトップ5に、総合商社3社がランクインしている。
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