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形状修正工数を大幅に削減する、ポリゴン編集ソフトの新バージョン3Dプリンタニュース

日本ユニシス・エクセリューションズは、ポリゴン編集ソフトウェア「POLYGONALmeister」の新バージョンを発表した。クリーニングの自動修正機能が向上し、写真から簡単にレリーフ作成できる機能が新たに搭載された。

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 日本ユニシス・エクセリューションズは2016年12月16日、ポリゴン編集ソフトウェアの新バージョン「POLYGONALmeister Ver2.0.0」を発表した。2017年1月16日に販売を開始し、発売後3年間で500セットの販売を見込む。

 新バージョンでは、クリーニングの自動修正機能が向上した。自動クリーニングでは除去しきれない不正個所を「結果一覧表示」機能を用いて拡大表示し、「エッジ入れ替え」「頂点併合」「鋭三角形除去」機能により容易に修正できる。複雑な形状の修正が可能で、形状修正工数を削減できる。

 また、新たに追加された「切断」機能では、3Dプリンタの造形サイズを補助線で確認しながら切断位置を決定できる。クリアランスの設定や、切断する交線の選択も可能だ。

 貫通穴や袋穴を自動検出して埋める「貫通・袋穴埋め」機能や、表面に開いた穴を埋める「穴埋め」機能、表面のざらつきを取り除く「鏡面スムージング」機能など、既存12コマンドの性能を高めた。新たに、「クリッピング」機能も追加し、領域指示方法を強化するなど操作性も向上している。

 他に、さまざまな写真を3Dプリンタで活用できる「レリーフ」機能を搭載。jpeg/png/bmpの写真データから容易にポリゴンデータを作成し、レリーフ形状を製品に埋め込むこともできるようになった。

 価格は、基本パッケージの「Editor」が40万円、Editorに追加できる特定作業向けの専用機能「Advanced option」が20万円(いずれも税別)。レリーフ機能をEditorに追加できる「Relief option」は同年3月にリリース予定で、価格は未定。また、一般ユーザー向けにレリーフ作成専用の「POLYGONALmeister Personal Relief」も発売し、価格は1万円(税別)となる。

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頂点併合
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レリーフ埋め込み

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