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自社の労働生産性を「低いと感じる」ミドル層は64%:キャリアニュース
転職サイト「ミドルの転職」が「労働生産性」についてのアンケート調査結果を発表した。自社の労働生産性が「低いと感じる」人は64%で、生産性を妨げることとして「1人当たりの業務量過多」を挙げた人が最も多かった。
エン・ジャパンが運営する転職サイト「ミドルの転職」は、2016年12月27日に「労働生産性」についてのアンケート調査結果を発表した。
調査対象は、35歳以上の同サイトユーザー。そのうち937名から回答を得た。まず、自社の労働生産性について尋ねたところ、他社に比べて「低いと感じる」と64%が回答した。日本生産性本部の発表によると、OECD(経済協力開発機構)に加盟する35カ国の中で、日本は2015年の1時間当たりの労働生産性が20位となっており、主要7カ国の中では最下位だった。この発表と同様に、多くの人が労働生産性の低さを実感しているようだ。
「1人当たりの業務量過多」が生産性の妨げに
次に、仕事の生産性を最も妨げていることは何かを尋ねた。その結果、「1人当たりの業務量過多」(16%)、「1回の打ち合わせ時間が長い、打ち合わせが多い」(15%)、「会社の生産性向上への意識が低い」(14%)がトップ3となった。
「どうすれば職場の労働生産性を上げられると思いますか」という質問には、「1人1人の労働時間と業務量を記録し、細かく評価する」と回答した人が最も多かった(49%)。続いて、「社外とのやり取り方法の効率化(メール、テレビ会議の活用など)」(48%)、「業務のアウトソーシングの実施」(41%)が挙がった。評価制度の再構築や職場環境の整備が、生産性の向上につながると考えている人が多いようだ。
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