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転職検討理由の1位は「給与」――給与交渉した人は20%キャリアニュース

転職支援サービス「エン転職」が「転職とお金」についてのアンケート調査結果を発表。転職を検討する理由で最も多かったのは「給与」だった。一方で、転職を検討する前に給与交渉を試みた人は20%と少なかった。

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 エン・ジャパンが運営する転職支援サービス「エン転職」が「転職とお金」についてのアンケート調査を実施。2016年6月20日にその結果を発表した。

 調査対象は20代〜50代の同サイトユーザー。そのうち9320人から回答を得た。

 まず、転職を検討する理由を尋ねたところ、理由のトップ3に「給与」(61%)、「仕事内容」(49%)、「残業・休日数」(30%)が挙がった。

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給与交渉経験「なし」の人は、諦めの気持ちも

 次に、転職の検討理由として「給与」を挙げた人に、転職を検討する前に会社や上司に相談・交渉をしたことがあるかを質問。その結果、「ある」と回答したのは全体の20%で、少数派であることが分かった。

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 給与交渉をしたことが「ある」と回答した人からは、「少額でもいいので頑張った分ボーナスが欲しいと言ったことがある」「業績を上げた時などに相談した」といったコメントが寄せられた。建設的な話になるよう交渉している様子がうかがえる。

 一方、80%と多くを占めた、給与の交渉をしたことが「ない」人のコメントからは、制度的に難しいから無理、あるいは「相談しても意味がない」「言ってもムダ」というような諦めの気持ちがうかがわれた。また、同僚や先輩への気兼ねを含め、交渉後に留まった時の気まずさを懸念する意見も見られた。

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