無償2D CADでA3の図面枠を作ってみましょう：ママさん設計者がやさしく解説「無償2D CAD」（2）（3/7 ページ）

ファブレスメーカーのママさん設計者が2D CADの使い方の基本を解説！ 無償2D CAD「DraftSight」を例に、2D CADを使った図面の作成に必要な環境設定、図面作成の基礎などをゆるっと説明する。今回はA3の図面枠を作ってみる。

[藤崎 淳子／Material工房・テクノフレキス，MONOist]

印刷設定をする

　引き続いて「A3横」の印刷設定をしてしまいましょう。「ファイル→印刷」で、「コンフィギュレーションマネージャー」を開きます。

コンフィギュレーションマネージャー

　そしてA3横を選択して「編集」をクリックします。

編集をクリック

　もしも一覧に「デフォルト」しかなかった場合は、「新規」をクリックして、こちらの画像のように「A3横」の印刷コンフィギュレーションを設定してから進みます。

「A3横」を保存

　印刷コンフィギュレーションの編集画面では、以下の項目を設定していきます。

1. 用紙サイズ：「A3」
2. 印刷尺度：「用紙サイズにフィット」のチェックを外してから、プルダウンで「1：1」を選択。単位はミリメートルのままでおきます
3. 印刷範囲：「指定」を選択。するとこの設定用ウィンドウが消えます。そうしたら、先ほど描いた297×420の矩形の、左下角と右上角（対角）を指定します。
4. ジオメトリの方向：「横」

印刷コンフィギュレーションの編集

　印刷コンフィギュレーションの編集は以上になりますので、ここでいったん「myjis-a3.dwt」を上書き保存します。