従来機比47%小型化した、オールインワン型ワークステーションを発表:CADニュース
日本HPは、ディスプレイを一体化したオールインワン型ワークステーション「HP Z1 G3 Workstation」を発表した。23.6インチのアンチグレアUHD 4Kディスプレイを採用し、従来機に比べて47%小型化した。
日本HPは2016年5月31日、ディスプレイを一体化したオールインワン型ワークステーション「HP Z1 G3 Workstation」を発表した。同時に、メモリを強化したデスクトップワークステーション「HP Z Workstation」、1TBのPCIe SSDを搭載した「HP Z TurboドライブG2 1 TB PCIe SSD」を発表した。
今回発表されたHP Z1 G3 Workstationは、23.6インチのアンチグレアUHD 4Kディスプレイを採用。グラフィック重視のプロジェクトに対応できるクリアな映像を可能にしたほか、従来機に比べて47%小型化した。プロセッサーにIntel Xeonを搭載し、高負荷なアプリケーションにも対応できる。
また、HP Z Workstationでは、新たにIntel Xeon E5-2600 v4シリーズのプロセッサーを搭載した。最大2400MHzのメモリ速度を備えるため、1台のワークステーションあたり最大44基まで物理コアのサポートが可能。さらに、同時に発表されたHP Z TurboドライブG2 1 TB PCIe SSDを搭載すれば、従来のSSDの最大4倍となる読み込み速度を同等のコストで可能とし、生産性を向上できるという。
価格は、HP Z1 G3 Workstationが19万円から、HP Z Workstation(HP Z840 Workstation/HP Z640 Workstation/HP Z440 Workstation)が13万8500円から、HP Z TurboドライブG2 1TB PCIe SSDが15万円(いずれも税別)となる。販売開始は、HP Z1 G3 Workstationが2016年6月23日、HP Z Workstationが同月上旬から、HP Z TurboドライブG2 1TB PCIe SSDが同月中旬からの予定だ。
関連記事
- 10倍速い――米HPが新しい業務用3Dプリンティングシステムを発表
米HPは独自のサーマル・インクジェット式造形技術「HP Multi Jet Fusion」を採用した3Dプリンティングシステムを発表。高品質なモデルが高速かつ低コストで造形できるという。オープンプラットフォームの採用により、多様な素材やソフトウェアを提供する。 - 日本HPが東京生産する必然性
日本HPは2011年8月から、同社東京 昭島工場で新たに法人向けノートPCの生産ラインを始動した。製造の海外移転を目指す企業が増える中、日本HPならではのビジネスと東京生産の意味を考える。 - 日本HPとベリサーブ、組み込みソフトウェアの品質管理分野で協業
日本ヒューレット・パッカードとベリサーブは、組み込みソフトウェア分野における品質管理やトレーサビリティを強化することを目的に販売・サービス提供の協業に合意したことを発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.