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タブレット端末を活用した自動車の商談支援システムを構築FAニュース

日立製作所は、富士重工業と共同で、タブレット端末を活用した商談支援システム「SUBARU Sales Support システム」を構築した。カスタマイズ車両の3D画像の提示や、来店から注文までのワンストップ対応が可能になる。

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 日立製作所は2016年6月3日、富士重工業と共同で、タブレット端末を活用した商談支援システム「SUBARU Sales Support システム」を構築したと発表した。同システムにより、カスタマイズ車両の3D画像の提示や、来店から注文までのワンストップ対応が可能になるという。

 具体的には、タブレット端末に顧客の要望条件を入力すると、見積価格と3D画像によるカスタマイズ車両の外観や使用シーンのイメージが瞬時に表示される。画像は360度回転し、さまざまな角度から車両の外観や内装を確認できる。

 また、タブレット端末上で商談を進めることができるので、来店から試乗、見積もり、注文書作成までを迅速に対応できるという。タブレット端末は持ち運びが可能で、店舗内だけでなく、顧客の自宅や勤務先、外部のイベント会場など、場所を選ばずに提案・商談ができる。

 システムの構築には、構想段階で日立の顧客協創活動「Exアプローチ」を活用した。Exアプローチとは、ユーザーと共に課題や問題を解決しながら、実際の使用時に得られる質の高い経験価値を創出する実践活動。同システムの構築の際には、セールススタッフへのインタビューや実地調査によるニーズ整理などを行い、具体的なカスタマイズ車両イメージの提示など、ニーズに合った機能や要件を明確にした。

 富士重工業では、2016年8月までに、全国のスバル特約店で利用を開始する予定としている。

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