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製造業の未来を担う高校生が「生産性」の大切さを学ぶ:研磨作業で体感(3/3 ページ)
スリーエム ジャパンは2016年3月24日に、宮城県仙台市の仙台市立仙台工業高等学校で「3M 研磨体験授業」を開催した。機会科に所属する2年生65人を対象に、同社の研磨材製品を活用した授業で、モノづくりの「生産性向上」についてレクチャーすることが目的だ。
いざ研磨体験へ!
ゲームで生産性を体感した後は、いよいよ実際にスリーエム ジャパンの研磨材製品を使った研磨体験作業を実施した。全員マスクと防護グラスを装着し、スリーエム ジャパンの社員が学生に直接研磨作業の方法を教える。機械科のカリキュラムの中では旋盤をはじめ、さまざまな機器の扱い方などを学ぶが、こうした実践的な研磨作業を体験するのは初めてだという。
体験する研磨作業は4種類。もっともシンプルなのが「10円玉磨き」だ。一般的な研磨シートとスリーエム製品の両方を使って、どちらが短時間で磨きやすいかを比べる。
この他にも、実践的な作業として、グラインダーを使った研磨作業も実施。塗装をはがしや溶接後の焼け取り、パイプの切断などを行った。
この研磨作業で、合計1時間20分ほどの研磨体験授業は終了。スリーエム ジャパンと仙台工業高等学校では、今後も機械科の2年生を対象とした体験授業を定期的なカリキュラムとして継続していく方針だという。また、スリーエム ジャパンでは今回の体験授業を皮切りに、東北地域における他の工業高校へも拡大していく計画だ。
(取材協力:スリーエム ジャパン)
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