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製造業を支援する新機能、シトリックス「XenApp/XenDesktop7.8」製造ITニュース(1/2 ページ)

シトリックスが仮想デスクトップ/アプリケーション製品「XenDesktop7.8」「XenApp7.8」の説明会を開催。ユーザーエクスペリエンス/管理運用性の向上を実現する新機能は製造業ユーザーにも朗報だ。

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 シトリックス・システムズ・ジャパンは2016年3月24日、仮想アプリケーションXenAppの新バージョン「XenApp Secure Browser Edition」を同日から提供開始したと発表。同年2月24日から提供を開始している仮想デスクトップ/アプリケーション製品の最新バージョン「XenApp/XenDesktop7.8」での最新機能および機能強化と併せて最新製品群の説明会を開催した。

 ビジネス環境や経済状況が大きく変化している中で競争優位を築くため企業のワークスタイル変革が急務になっているが、「場所にとらわれない働き方」を実現するソリューションとして仮想デスクトップ/仮想アプリケーションが注目されている。これらのイノベーションを加速させるため、新しい「XenApp7.8」「XenDesktop7.8」では、ユーザーエクスペリエンス/管理運用性の向上を実現する新機能追加/機能強化が行われた。主な内容は以下の通り。

ユーザーエクスペリエンスの向上

  • 仮想アプリケーションまたはデスクトップ上での包括的なSkype for Business機能
  • 最新のFramehawkテクノロジーによるスケーラビリティおよびグラフィックスパフォーマンスの強化

管理運用性の向上

  • 最新のMicrosoftプラットフォームへの対応
  • AppDiskによるアプリケーション管理の簡素化
  • AppDiskとAppDNA互換性テスト機能の統合
  • 地理的に分散した大規模環境の管理を簡素化
  • Citrix Director監視機能の向上
  • Citrix Studio管理コンソールの強化
  • イメージプロビジョニング技術の拡張
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同社マーケティング本部 本部長の高沢冬樹氏

 同社マーケティング本部 本部長の高沢冬樹氏は「われわれのミッションステートメント『Secure app&data delivery』がITの利活用を進める上で大きな技術要素となっている。ワークスタイル変革の流れで仮想デスクトップ/仮想アプリケーションへのニーズが高まる一方で、インフラの課題や業種/業務ごとの課題などで要件はますます多様化している」と語る。

 例えば「製造業」という業種で「設計・開発」というエンジニアリング分野での課題の視点で見ると、社外や取引先でも安全に活用できたり、PC/タブレット/スマートフォンといった多様なデバイスで環境でのパフォーマンスが重要になってくるという。


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 製造業でニーズの高い「パフォーマンス向上」に関わる機能強化では、FramehawkでのHDX 3DサポートおよびFramehawkのスケーラビリティ向上が挙げられる。ネットワーク状態が極めて劣悪な環境でも安定利用が可能なFramehawk技術の環境下でHDX 3D Pro(WAN環境VDIでのGPUアクセラレーション)をサポートした他、タッチ入力によるスクロール時でのメモリー占有領域を40%以上削減、CPU効率を最大20%向上、帯域幅効率を50%以上改善、フレームレートの大幅増加といった機能向上を図った。

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