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Curie搭載のArduino開発ボード「Genuino 101」の国内販売が開始
インテルがボタンサイズの小型x86ベースSoC「Curie」を搭載した、Arduino開発ボード「Genuino 101」を日本国内でも販売開始する。
インテルは2016年3月23日、ボタンサイズの小型x86ベースSoC「Curie」を搭載した開発ボード「Genuino 101」を同年3月24日より販売開始すると発表した。
Genuino 101は米インテルとArduino LLCが米国では「Arduino 101」の名称で販売しているArduino互換の開発ボード。Curieを搭載した一般向け開発ボードとしては初の製品となる。
Curieは2015年1月の「2015 International CES」で発表されたボタンほどの大きさの小型SoCで、ARMコアの32ビットプロセッサ「Quark SE SoC」を中心に、196キロバイトのフラッシュメモリ、24キロバイトのSRAM、Bluetooth LEの通信機能、6軸センサー(加速度/ジャイロスコープ)などを搭載する。ボードサイズは68.6×53.4×20ミリ。
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